東京大学医学教育セミナー


 IRCMEではこれまで、主に外国人研究者を講師に迎え、定期的に医学教育をテーマにした講演会を実施してきました。2008年7月からは、これを「東京大学医学教育セミナー」と銘打って、毎月1回無料セミナーを開催しています。ご興味のある方はどなたでもご聴講頂けますので、奮ってご参加下さい。また、これまでに行われた東京大学医学教育セミナーの講演ビデオと資料もご視聴いただけます。東京大学医学教育セミナーに関するご質問は、ircme-lec@m.u-tokyo.ac.jpまでお寄せ下さい。


※講演ビデオをご覧になる際にはreal playerが、資料の閲覧にはAdobe Acrobatが必要になります。



第99回 丸山泉先生「プライマリ・ケア専門医はなぜ必要か」

テーマ 「プライマリ・ケア専門医はなぜ必要か」
日時 2017年5月19日(金) 18時00分~19時30分
資料 講演ポスター 講演スライド
会場 東京大学医学部 総合中央館 3階 333会議室
>>地図
講師 丸山 泉 先生
(日本プライマリ・ケア連合学会理事長・医療法人社団豊泉会)
要旨 プライマリ・ケアの課題は、実は見えにくい。隣の家で、今何が問題になっているのかが分かりづらいのと同じである。日本の医療は、世界トップクラスの平均余命、住民からのアクセスのよさ等、評価されているのであろうが、残念ながら、それは見える部分に限定したものかもしれない。小学生の頃に皆が一度は描いたであろう、科学技術の進歩を背景とした夢のような未来図は何であったのか。世界的に格差は顕在化し、医療で言うならば享受しうる者と、そうでない者とに二極化しつつある。日本においても例外ではなく、医療の持続可能性は難しい局面に入っている。プライマリ・ケアの専門医を、その領域の専門性の具現化として確立しなくてはならないと、私共は数十年間活動を続けてきた。その理由も、初期には専門性によって分断した医療に対するジェネラリズムという対立命題であったが、もはや、健康の社会決定要因の是正等、差し迫った保健医療ニーズからの要請となっている。
総合診療専門医はプライマリ・ケアの専門医である。なぜ今、これを急ぐのか、このことによって何が変わるのかについて述べる。

第99回東京大学医学教育セミナーの内容は、講演終了後2週間前後でYoutube上で閲覧いただけるようになります。


過去の医学教育セミナー


2016年度



2015年度



2014年度



2013年度



2012年度



2011年度



2010年度



2009年度



2008年度